能面を 焔光の如き光で撮影する |
[ 品番 =005] 幽坤な巌(イハホ)峨々なる山中。 行者の加持に神々は深夜 その姿を現わす。 「不思議や 天地鳴動し、大磐石の破裂して、 オリジナル・プリントを観る New !
|
[ 品番 =0010] 橘の香り かぐわしい初夏の頃、京都郊外で修行する僧の前に 毎日ひとりの女性が 供養に現われる。 ある日 彼女は 自分の住所を告げて 忽然と消える。僧が その住所へ行ってみると、そこに現われたのは 、薄衣を被いた 平安時代の絶世の美女、小野小町の亡霊。 「秋風の吹くにつけても、 あなめ あなめ・・・」 彼女は 成仏できず 苦しいから 弔ってくれと言う。僧が経を誦し 弔っていると 深草少将が出現する。 少将の亡霊は 小町の着物の袂(たもと)を 引き止め、貴女ひとりが成仏するとは 何事かと、とがめる。 「引かるる袖も」「控ふる」「わが袂も、ともに涙の露、深草少将・・・」 二人が生きていた頃・・・時は平安時代、貴公子、深草少将は美女、小野小町に恋をし プロポーズする。 やや意地悪な彼女は、「百夜、私の家の前に停めてある牛車まで 通ってくれたら、了解するわ。 ただし徒歩でね・・・」と返事をする。 純心な少将は、まじめに次の日から 毎夜都心から郊外の小野の里まで徒歩で通う。 雨の日も風の日も、そして雪の日も。優雅な狩衣姿でなく、蓑(みの)を着て、笠をかぶって・・・。
|
[ 品番=006] 秋の夕暮、旅の僧が 大和の国、在原寺を訪れる。そこへ夕闇から ひとりの美しい女性が忽然と 現われ 弔いをする。 その不思議な女性は、僧に このあたりの昔の恋物語を 語り出す。かの恋物語とは 、平安時代の名高いプレイボーイ在原業平と 彼をめぐる女性たちの話である。 旅の僧は、女性の雰囲気が 異様なので、「あやしや名のり おわしませ」 と聞くと、自分は この恋物語中の女性であると答えて、 たそがれの井筒(井戸)の蔭に 忽然と消える。 夜になり 野宿して居る僧の前に、かの美しい女性は 恋人の業平の衣装を着て現われる。 彼女は、幼なじみの二人が この薄(すすき)が添う井筒の傍らで、将来を誓い合った事を 謡いながら 、秋の月の澄んだ美しい光の中で 静かに舞いを舞う。(序の舞) そして彼女が 井筒を覗き込むと、そこに映るのは、いとしい恋人業平の面影。 「筒井筒、井筒にかけし オリジナル・プリントを観る New !
|
[ 品番 =0011] 時は平安時代中期、左大臣藤原時平一派の讒言により 九州に左遷された 菅原道真は 憤死して 怨霊 と化す。 比叡山延暦寺の 護摩壇に出現した 道真の亡霊は、かつての師僧に 朝廷からの降伏祈祷の依頼に 応ぜぬよう懇願する。 師僧が、出来かねると答えると、亡霊の表情は にわかに 変化し、憤怒の形相、凄まじく、護摩壇上のザクロの実をつかみ、噛み砕き、堂内の妻戸に 吐きかけるやいなや、 ザクロの実は業火の炎となって燃え上がる。 師僧が、九字を切り 降魔の印を結び、「VAM」の真言を唱えると、憤怒の炎は消え、怨霊は 堂内から退散する。 オリジナル・プリントを観る New !
|
[品番 =007] 平家物語の一幕。 九州へ落ちて行った 平家の武将のひとり 左中将、平清経の人気(ひとけ)のない京の邸。邸内では 北の方(奥方)が夫、清経の知らせを ひとり寂しく待っている。 そこへ清経の郎党(家来)が 帰ってくる。彼は殿、清経が 豊前の海で入水自殺した事を 北の方に告げ、遺髪を渡す。 寝所で泣き伏す彼女の枕元に 清経の亡霊が現われる。 「いかに古人(いにしへびと)、清経こそ参りて候へ」 北の方は、なぜ自殺して私を捨てたのかとと恨み言を言う。 清経の亡霊は、その訳を述べて彼女を慰める。 平家一門が宇佐八幡宮(大分)に参篭し、神託を賜わったところ、 彼はその内容を聞いて 修羅道を抜け浄土を願って、月の美しい夜、舟の上で笛を吹き入水して果てたのだと。 愛する者に 最期の有り様を述べた清経は成仏し、この源平時代の 夢幻の一夜の物語も 彼岸へと帰る。 (宇佐八幡宮のLink先は「ななかまど」さん) |
うそぶき(狂言面) [ 品番=0012] 自然界・動植物の精を 表わす狂言面 |
武悪(狂言面) [ 品番=008] 舞台例「節分」節分の夜、夫が出雲大社へ お参りに行っているので 、妻がひとりで留守をしている。そこへ蓬莱の島から 鬼がやってくる。家の下を覗くと、 鬼 「これは いかなこと、殊のほか
美しい女中(女性)が、ただ一人 つっくりとして居る。まづ表の戸を叩かう。トントン、ここを 開けておくりゃれ」 鬼は小歌を 謡いながら言い寄るが、女は いっこうに 受け付けない。 鬼 「これは何をする・・・出て失せい、出て失せいやい」 鬼は ついに泣き出してしまう。その様子を見た妻は、 妻 「これは いかなこと、・・・あの鬼は まことに妾を思ふさうな。 よいよい、たらひて (だまして) 島の宝を 取らうと存ずる。いかにや いかに 鬼殿よ、まこと妾を思ひなば、宝を我に 賜ひ給へ」 鬼 「易き間の御所望なり・・・」 鬼は蓬莱鳥の宝、隠れ笠、隠れ蓑、打ち出の小槌などを やすやすと妻に与え、家の中で横になる。 が、妻は、 妻 「もはや よい時分でござる。豆を囃さうと 思ひまする。福は内!鬼は外!」 鬼 「あ痛い!何とする!」 鬼は あわてて退散する。
|
安達原(曲見) [ 品番 =0013] 旅人を取り殺す 荒野の鬼女。(前ジテ、前半場面) |
[品番=009] 神代の出雲、神々の夜戦、縄文対弥生、夜の神戦(カミイクサ)、夜中なれば 「我等、八雲(ヤクモ)の一族なれば、天地間に
変幻自在なり。 |
ギャラリー縄文時空
Renewal
|
写真展「縄文の夜神楽」
New !
|
|
写真展 御案内 |
All
Photographs and Contexts (C) All Rights Reserved Masato
SHIGEZAWA
1994-1996
Cooperated : Gallery-TETSUGAKUDO
Cooperated : Rishichi KANEKO
Special Thanks : Phoenix.Co.,
本サイトの画像 及び 文章の無断転載を 厳禁します。
使用の際は 事前の許可が必要です。
http://www.yokagura.com/