「黒百合姫物語」(羽黒祭文)
[品番=003]
...されば、小百合姫、鳥海山鶴間ヶ池の女別当の宮に こもり一心不乱に修行せり...
...竜神の御宝前に身を投げかけ、この本望遂げべくんば、鶴間ヶ池に咲く山百合の花を 墨染めの色に 染め給へ...
...また 望み叶はぬものならば、昔ながらの色に咲かせてたび給へと二つに一つの誓ひを立てらるる ・・・。
(鳥海山 鶴間ヶ池 神秘の湖の伝説)
Movie
を観る(黒百合姫物語 Scene-1)
拡大画像を観る
(C) SHIGEZAWA 1998
|
「巫女の祈りNo2」
[品番=004]
彼女の体の真髄から出た神託が、ある時は国家を左右したのである。
(C) SHIGEZAWA 1998
八雲立つ 出雲八重垣
妻籠みに 八重垣作る
その八重垣を
(出雲風土記 スサノオ命)
大威怒王 秘密陀羅尼
|
「修験の滝、禊、そして巫女」
[品番=002]
・・・さる程に夜神楽の、さる程に夜神楽の、時移り事去りて・・・
・・・久方の月も落ち来る瀧まつり・・・
・・・神の御前に散るモミヂ葉、すなわち神の幣(ヌサ)、龍田の山風の、時雨降る音は颯々の鈴の声、立つや川波は
それぞ白木綿(シライウ)、神風松風、吹き乱れモミヂ葉散り飛ぶ木綿附鳥の御禊も幣も、翻る小忌衣・・・
(能楽謡曲「龍田」)
太古の聖なる瀧の清らかな水で禊を済ませた巫女は、静かに佇む・・・。
やがて、御神木に向き、宇宙(ソラ) と一つに成ってゆく・・・。
拾遺集ギャラリー
拡大画像を観る
(C) SHIGEZAWA 1997
|
「都ぞ春の...」
[品番=023]
見渡せば 柳桜を こきまぜて
都ぞ春の 景色なりける
拡大画像を観る
(C) SHIGEZAWA 1995
|